新型うつ病の患者は褒めて伸ばして治す|うつに終止符を打つ

怒りが強い

苛々している男性

ストレス社会である現代、その患者数はどんどん増えていると言われており、注目度が高まっているうつ病。長らく心の病気だと言われてうつ病患者が理解されない時代が続きましたが、現在はホルモンバランスの乱れにより発症する病気だという事実がだいぶ浸透してきており、理解が深まってきていると考えることができます。
しかしそんななかでも、なかなか理解されにくいうつ病があります。それは、新型うつ病と呼ばれるものです。

新型うつ病は、特に最近になって急増したとされているうつ病の一種で、うつ病とは違うさまざまな症状があらわれる疾患です。一番わかりやすい違いはその年齢層です。うつ病の場合、患者の平均年齢が約32歳で男性に比較的多いのに対し、新型うつ病の場合は患者の平均年齢が約17歳で、比較的女性に多くかかると言われています。ただし、17歳が平均だから大人にはかかりにくいというわけではなく、30代40代の大人などでも発症することは十分にあります。

新型うつ病の症状の特徴としてひとつ挙げるなら、「マイナス感情が外へ向きやすい」というものがあります。
うつ病は、ホルモンバランスが乱れて思考をプラスへ戻すことができなくなっている状態で、無気力感や自信の喪失などの症状が見られます。そのマイナス感情は基本的には自分へ向かい、「なんで自分はこんなに駄目な人間なんだ」というような自己嫌悪を抱くようになります。このような嫌悪感が増すことで自殺願望を抱くようになり、実際に自殺してしまうケースも多くあります。

しかし新型うつ病の患者の場合は、このマイナス感情が外へ向かってしまう傾向にあります。つまり、配偶者や家族、仕事の同僚へ当たり散らしてしまう傾向にあるのです。新型うつ病の患者は「なんで自分のこの気持を周りの人はわかってくれないんだ」という風に考えることが多く、自分でも制御できない怒りを周りの人へ向けてしまいます。そのため周りの人も当たり散らされてあまり面白くなく、その患者を放っておいてしまうことがあります。こうなるとあまりよろしくなく、新型うつ病だということに気づかれないまま日々を過ごし、いつの間にか社会的信頼まで失ってしまうというケースも珍しくありません。